
マッチングアプリでは、プロフィール文章の重要性が薄れがちだ。
特に、マッチングアプリ「ティンダー」では写真でありかなしかを判断する形式だし、それ以外のペアーズやウィズでも写真最重視の姿勢(写真が良くなければ、そもそもプロフィールまでたどり着かない仕様)なので、そうなってしまったのだと思う。
今回は、「プロフィールで違和感を感じたら合わないし会わない」と題し、プロフィールの重要性を書いていきたいと思う。
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出会い系ではプロフィールが勝負
マッチングアプリでは写真で勝負だが、出会い系ではプロフィールで勝負だった。
出会い系では写真がない人も多いし、プリクラや動物の写真にしている人も非常に多い。
そういった事情から、出会い系ではプロフィールの文章が非常に重視された。
それを見てどういう人なのか判断し、メールを送るかどうかや、メールを返信するかどうかを考えるのが普通だ。
文章というのは、人となりを表す。
長文であればあるほど、相手がどういう人なのかが読み取れるため、出会い系ではお互いの相性がある程度は担保されていたように思う。
マッチングアプリではプロフィールがいらない?
一方、冒頭で書いた通りマッチングアプリは「写真重視」に大きく舵を切った形態だ。
フェイスブックアカウントと連動して登録した場合、フェイスブックから直接写真がインポートされるので、かなりキラキラした写真にあふれる。
出会い系とは違い「まさに実物」の写真を載せている人が多いため、写真のみで相手を判断することが出来るようになった。
・・・ように見える。
しかしながら、実際には見た目だけの相性で恋人関係が成り立つわけではない。
写真から人柄が見えることもあるが、どういう考え方の人なのかまでが現れる写真というのはまれだろう。
以上のことから、相性の良い相手に出会うためには、写真だけでなくプロフィールもきちんと読もう、ということがいいたい。
マッチングアプリであってもきちんとプロフィールを読み、考え方をチェックしてから「いいね」したり「いいね」を返したりすべきだ。
プロフィールから分かる考え方の違い
特にプロフィールの重要性を実感するのは、相手との考え方の相違が分かるということだ。
例えば再婚希望者(シングルマザー)には、「再婚後は専業主婦になりたい。私と子供をセットで考えてくれる人が理想」などと書いている人も結構いる。
一概に批判される文章とまではいかないが、これを読んで「俺にATMになれってことか?」と思う男性も多いだろう。
写真だけで判断していると、こういう決定的な考え方の相違を見逃すことも多い。
「現在、妊娠中だけど婚活しています。支えてくれる人募集です。詮索や偏見をする人はやめてください」というのもみたことがある。
これに対し、「なるほど、確かに大変だろうな。支えてあげたい」と思う人もいれば、「あなたがだらしないのは事実っぽいし、男のカネしか見ていないのは偏見じゃなくて真実じゃね?」と思う人もいるだろう。
こういった考え方の相違は、いかんともしがたいことだ。
年収2,000万以上じゃないとダメだというニートは婚活市場に実在する。シングルマザーってだけで不利になるのはおかしいと思っている人も実在する。
常識は人の数だけある
万能の常識などというものはない。
私の文章を見て「年収2,000万を求めて何が悪い」「子供は社会の宝なんだからむしろ喜んで育てるべき」と思った方もいるかもしれない。
考え方や常識というものはとにかくたくさんある。それこそ人の数だけある。
だからこそ、相手が「自分の常識」に近い人なのかどうか、それを出来る限りプロフィール文章から見極めてアプローチすることが大切だ。
決定的な考え方の相違がある場合には、メッセージ交換してから間違いなく気づくのだが、それでは遅い。
「いいね!」を消費してしまっているし、何よりあなたの貴重な時間まで消費してしまっているだろう。
プロフィールで違和感を感じたら合わないし会わない
ちなみに、男性であればプロフィールに違和感を感じても、顔がかわいいから特攻したくなることがあると思う。
出会い系を長く使って、かつマッチングアプリで婚活をした経験からすれば、「やめておけ」の5文字である。
プロフィールで違和感を感じてしまうような女性とは、そもそもメッセージ交換の段階で切れてしまうことが多い。
その上、出会ってみても会話が通じなかったり、常識外れの言動に悩まされたりすることが多いのだ。
だから今では、マッチングアプリや出会い系において「プロフィールで違和感を感じたら合わないし会わない」という姿勢が一番いいと思っている。
あなたの参考になれば幸いだ。