
マッチングアプリを使っていて良いところ(マッチングアプリのメリット)の一つが、失恋に強いことだ。
普通に合コンやら同僚繋がりやらで恋愛している人に比べて、マッチングアプリの恋愛は異様に失恋に強く、「もう失恋なんて死んでも嫌だ」という恋愛におけるメンタルタフネスに自信がない人にはかなりお勧めできる。
というわけで今回は、マッチングアプリの出会いが「失恋に強い」理由を書いていきたい。
失恋の危険性と、キープがいる安心感
本命とキープという言葉をご存知だろうか。「本命」のほうは分かりやすいと思うが、いちばん付き合いたい人、もしくはすでに付き合っている人だ。
一方、キープというのは、本命がダメになったときのために「念のためとっておく」人のことだ。正直に言ってあまり良い言葉とは言えないのだが、メンタルを維持するうえではキープというのは非常に重要だ。
そもそも、失恋でダメージを受けるというのは「本命しかいない」「1人しか目に入っていない」という状況で起きるのが普通だ。逆に言えば、本命がダメになっても次がいるのであれば、ダメージは少なめになる。そちら(キープ改め本命)に精力を注ぎなおそう、と思えるからだ。
恋愛ってそういうものじゃないでしょ、とお怒りの人もいると思うが、実際には本命一本にするリスクはめちゃくちゃ高い。失恋のダメージは他の失敗と同等か、それ以上に大きいものであり、失恋しての自殺、というのは古来より枚挙にいとまがないのだ。
そして、マッチングアプリではキープというのが作りやすい。というか、本命を作る間に何人ともメールをしまくることになるので、自然とキープがたくさんできる、と言ってもいいだろう。
本命とデートして、「あまりにイメージと違って幻滅した」「イメージと同じかそれ以上だったが、相手にフラれた」としたら、他にメールしていた人たちとまたメールを再開するだけだ。マッチングアプリというのは、そもそもメンタルダメージを負いにくい作りになっていると言えるだろう。
マッチングアプリなら次を作るのも簡単
マッチングアプリであれば、たとえ2番手、3番手(キープ)がいなかったとしても、ダメージは小さい。
たとえ逃した魚(=本命)が大きかったとしても、次を手に入れる釣り方をあなたはもう知っているからだ。本命に出会ったときと同じように、マッチングアプリで出会えばよいだけだ。
これが、クラスが同じだったとか、バイト先でたまたま出会ったとかの「運命の出会い」だと、ダメージは深刻である。
「もうあんな女性に出会えない」と思うのはもちろんのこと、実際に同じような出会いを再現する手段がない。転校するのか、職場を変えるのかくらいしかなくなってしまう。バイトだったら容易に変えられるかもしれないが、失恋のたびに運命的な出会いを求めてコミュニティ(学校や職場)を変えるのは現実的ではないのだ。
マッチングアプリであれば、失恋後も出会いはまたあると信じられる。すぐには逃した魚と同レベルの最高の女性には会えないかもしれないが、出会い続ければ必ず、今まで以上に良い女性は見つかる。
なぜそんなことを言えるかと言えば、あなたが逃した本命が数百万人いるマッチングアプリ会員の中で最高の女性だった確率というのは無視できるほど小さいからだ。数百万人とは言わずとも、マッチングアプリで100人も会えば、あなたの元カノ(もしくはフった女性)よりいい女には、99%出会えるはずだ。もちろんこれは男女問わず同じだ。
まとめ:マッチングアプリは失恋に強い
というわけで、以下の理由でマッチングアプリは失恋に強い。
- マッチングアプリでは自然と2番手、3番手(キープ)が出来る
- 次の出会いを見つけるのが容易(すでにマッチングアプリという「見つけ方」を知っている状況)
ビジネスでのメンタルタフネスがある人でも、恋愛になると傷付きやすいという人は男女問わず多い。もしあなたにそういう自覚があるのであれば、マッチングアプリというのも一つの手段だと思う。参考になれば。